病院の一角をお借りし、MIKI社製の立ち上がり車椅子(Rise active)のデモンストレーションを行いました。
この車椅子は大きく分けて立位、中間位、座位とあります。
立ち上がり時は高い所に手が届くようになります。
座面昇降に応じて自動的にステップポストが伸縮し、立位時には膝と胸にベルトがあり、ポスト先端が床面に接触して前方への転倒のリスクが少ないです。
車椅子自体の重心も前になっており、後方にも倒れにくくなっております。
座位は通常の車椅子と変わりませんが、他の立ち上がり車椅子と大きな違いは中間位にあります。
座面が通常より上がっており、昇降時にストッパーが掛からないのでそのまま漕ぐことも可能で、股関節が開くので血行が良くなり、浮腫や便通の改善も期待できます。
重量が16kgあるので通常の車椅子と比べると重くなっており、ご自身で車に積むのは難しいです。
介護の方に車載してもらう場合は、タイヤが簡単に着脱出来るので外していただくとコンパクトになり積みやすくなります。
座面の一番低くすると通常の車椅子と全く変わらないので屋外でも使用可能になります。
ご参考までにMIKI社のカタログから画像を載せさせていただきます。